ArchLinux を surface3 に構築
帰省時の暇潰し向けに NotePC を整備。
当初 PomeraDM250 に Debian11 を入れる件を試していたのだが、 prebuilt の zig-0.15.2 が動かなかった。たぶん、libc 等のバージョンの相違が原因。 出発までに解決できなさそうなので、 SurfacePro3 に ArchLinux を入れたものを使うことにした。重量が重くなるが、確実に動きそうなのでこれで。
sway になった
labwc で途中まで作ったのだけど surface3 だと画面がせまいし、mouse が無い(TrackPadはある)ことも想定されるので tile 型の sway も試してみることにした。
それなりの使い勝手になるところまで設定できた。下のレイヤーから順に作業をメモしてみる。
udev による keymap
udev
console: /usr/share/kbd/keymaps
xkb
wayland
のような階層になっているので、根本の udev をカスタマイズすれば一箇所で済むようだ。
| src | dst | note |
|---|---|---|
| caps | leftctrl | |
| ctrl | leftmeta | |
| leftmeta | leftalt | |
| 無変換 | leftalt | |
| 変換 | rightalt | |
| カタカナひらがな | rightalt |
のように変えて、下の方は全部altというゆるふわなキーマップにしてみた。
fcitx5-skk
text-input-v3 とは何ぞや。という感じである。 最近、 labwc で GTK_IM_MODULE 要らないよというメッセージが出てくるので無しにしてみたところちゃんと動いた(wezterm config.use_ime = true, firefox)。
こんな感じと推測。app=>text-input-v3=>sway=>text-input-v3=>fcitx5 appとcompositor 間 compositorとime(fcitx5) 間というような通信をしているのではないか。 sway の設定で exec fcitx5 しているので、compositor は text-input-v3 により fcitx5 を知っているのである。
login manager
ly。 最近はこれがお気に入りじゃ。 shell に降りる退路を確保できるのがよい。 fbterm や tmux の session を設定してもよいかもしれない。
ly のバージョンアップで systemd のサービス名が設定が変わっていた。
sudo systemctl enable ly@tty2.servicesway
キーボードショートカットを何も知らないと戸惑う。
super+enter で foot 。 foot から killall sway で脱出。
一番最初はここからではないか。 wofi, waybar, mako にしてみた。
やっぱり labwc に
labwc に Window を横並びにするショートカットを仕込んだ。 あと、ghostty にしてみる。 なんか wezterm がクラッシュしやすい環境になってしまった。